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STIHL MS192C-E 燃料ポンプを交換したが十分に吸い上げられずエンストする。故障診断

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS192C-E群馬県のお客様から送られてきました。お客様の訴えは、地元の販売店に修理に出して燃料ポンプを交換してもらったが吸い上げが悪くエンジン始動するがすぐにエンストしてしまう症状です。その際に完全に直すのは無理ということで買い替えを勧められたそうです。他店購入品でも喜んで修理させていただきます。

燃料を補給して燃料ポンプを押すと吸い上げるけどポンプの中にエアーが入ってしまいます。正常に吸い上げない場合はキャブレター内部が詰まっている可能性があります。エンジン始動、アイドリング回転数正常、吹け上がりも正常でした。エンストせず、エンジンは調子いいと思いましたが

圧縮圧力を点検すると710Kpaでした。かなり低いです。

もう一度やり直してみると740Kpaでした。やはり低いです。低圧縮エンジンでも900Kpa以上あります。

マフラーを外してみるとピストンに排気漏れした跡がありました。ピストンには縦傷なし

しかしシリンダー内壁を点検すると縦傷がありました。エンジンかかるけど軽度の焼き付きしています。ピストン、シリンダー交換、キャブレター分解清掃、経年劣化したホース類交換すれば修理可能です。高額修理確定ですが当店は完全に修理できます。お客様に相談します。
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