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いろいろ上手行きませんが手を尽くします
プラウテクニカルサポート小関です
STIHL066のタンクハウジング交換が完了したと思いきや
エンジンの調子がなんだか微妙にぐずります
それなりに回っているみたいに感じますが
これ、本来の066じゃないです
モジュールの状態から長らく大々的なメンテは行われていないようなので心配になりました
空燃比の安定性が悪いようなのでキャブを分解することに
メタリング側はダストが溜まっていたので清掃しました
気圧補正付キャブなのでどうしてもダストは入って来ます
ダイヤフラムも交換するか悩む所ですが何とかいけそうな気がします
ポンプ側はスクリーンに水分由来のダストが溜まっています
ファイバータイプのダイヤフラムが元気そうです
キャブボディーはオイルストーンで研磨した形跡があり
その上にスラッジが付着
過去のメンテナンスで一度腐食したボディーを面研してるんですね
その後にスラッジが発生しているのでメンテナンスが行われたのはかなり前のようです
ケミカル洗浄液に浸して汚れを分解することにしました
それを待っている間に気になっていたマキタに手を付けました
コンディションが良くないのでユーザーと相談し修理見送りにしたんですが
一昨日の明け方マキタのチェンソーで木を切っている夢を見ました
なんだか良い感じで切り続ける夢を
それでなんだか後ろ髪をひかれる感じがしてつい手を・・・というお話
消耗が激しい部分が多いので深追いは禁物
モデル末期に3万円を切る価格で販売されていた機種
製造はChinaですが品質はマキタクオリティーです
エアクリーナーエレメントはフェルト式、要交換です
触るとハウジングごとグラグラします
そんな時はゴムインシュレーターが切れているはず
見るとやはり左右とも千切れています
そのまま使い続けるとマニフォールドまで切れちゃいますがセーフでした
シリンダー内壁は綺麗なので劣化してガソリン漏れしているプライミングポンプをテスト用に交換
燃料を入れ替えると無事始動しオイルポンプも生きています
問題はガイドバー
先端が開いているのと摩耗が激しく使用不可
なんかピットに転がってないかな~とさがしましたがこういう時ってないもんです
何の変哲もないA041マウントなんですが
店舗を見に行ったら35cmバーが¥1,936
「マキタは神だわ!」
いつもスペアパーツを信じられない低価格で供給するマキタ様
買ってからお金がかからないのは昔から有名です
シリンダーとかピストンなどもめちゃ安なんで頭が上がりませんね
なのでコセキのゼノアにもマキタのバーが付いてます(ゼノアには秘密ですが)
という事で昨日某所のドナー機よりある程度のパーツをいただいてきました、酎ハイ2缶で
組み上げて色々と調整
かなり調子よくなりました
試しにケヤキをカットしましたが良い感じに吹けます
エアクリーナーなどの消耗品を交換すれば完全復活しますね
そしてとても安価に
リフレッシュするかもう一度オーナーと相談します
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