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今日は最高気温34°予想
プラウテクニカルサポート小関です
今朝はスタートから高温多湿のピットで作業しています
昨日ヘッド部からオイル漏れでタペットカバーを補修したMTD薪割機ですが
出社するとまたオイル溜まりができています(汗)
まじですか?
やはりアレからもれてるんですね・・・
このエンジンでアルアルの場所に手を入れる必要があるようです
ヘッド部をしたから除くとやはりオイルがしみています
この部分はカムシャフトの中央を貫く軸がエンジン外まで顔をさしている部分
ヘッドと軸はOリングでシールされているはずですが
もれているので問題が発生しているんです
図の赤→で示しているOリングなんですが
以前の荒っぽい分解でヘッドとの当たり面を傷着けていないか心配です
タペットカバー面がガリガリだったんで見るのが怖い
ひとまずピンとOリングを発注し入荷を待ちます

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次は三菱のエンジンGM182LE
共立の高所作業車に搭載されているエンジン
スパークプラグのネジ山がなめてしまいプラグを取り付けできません
福島県から直接お持ち込みいただきました
実はこのエンジンのシリンダーヘッドは供給終了で入手不可能
こういう時は力ずくで再生する以外ありません
なのでプラグネジ山を再生するKITを取り寄せました
BプラグはM14×1.25サイズなので
M16のネジ山をヘッドに切ってM14のスリーブをねじ込み固定するって品です
スリーブをプラグにねじ込むと機械加工の精度は良好
安価なKITですが物は良さそうです
金色にみえますがステンレス製でメッキが施してあります
ヘッドを取り外しタップ加工をすれば修復可能です
この作業は明後日着手予定なので
その辺は記事にします
午前中ラストはPLOWロボット芝刈り機AGC210
エラー表示が出て充電できないトラブル
再現テストをすると確かに症状が確認できます
ステーションへ帰還して充電端子にタッチしてもステーションを感知せず
前進動作を続ける症状
これは本機の充電シートがステーションにタッチしても充電電圧を感知できない症状
早速電装回路のチェックを行います
機体内部はこんな感じ
メイン基板へステーション充電信号が入力されるかチェックします
ここが充電シート
ステーションの電極突起が接触する部分
シート裏から配線が機体内部へ導入されます
シートを取り外し配線の導通をチェック
黒い線をゆっくり曲げると断線状態が発生します
やはり充電信号がメイン基板へ入力されない状況が発生していました
部品交換が必要です
パーツのストックはPLOW上越倉庫にあるので
午後いち番で部品交換し完了とします
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