REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS260-1エンジンかかるけどエンストする症状で十日町市のお客様から送られてきました。他店購入品でも喜んで修理させていただきます。ちなみに私も十日町市出身です。

型式MS260-1　製造年月2009年1月なので16年前のチェンソーです。現行機種はMS261C-Mです。部品供給終了していますが2月にもMS260-1修理完了しています。

STIHL MS260-1　吹け上がりが悪い修理完了

診断開始します。燃料タンクに木屑混入、ピックアップボディが汚れています。燃料タンクを清掃してから燃料を補給してエンジン始動しました。アイドリング回転数、吹け上がりも正常です。エンストは確認できませんでした。

スパークプラグはメーカー指定BPMR7A一体型ではなくBPM6Aターミナル分離型がついていました。さらにターミナルが緩んでいました。点火不良によりエンストする可能性があります。

圧縮圧力を点検すると1,120Kpaでした。正常です。

マフラーを外してみるとピストンに縦傷なし、しかし排気口にカーボン堆積あります。

シリンダーの吸気側に薄い縦傷がありました。明日はキャブレター漏れテストをします。