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STIHL 011AVT チェンオイルが出ない、埼玉県から送られてきました。
PLOW長岡店の柳です。STIHL 011AVTチェンオイルが出ない症状で埼玉県から送られてきました。お客様自身でオイルポンプダイヤフラムを交換したそうです。最近お客様が修理しようとしてギブアップするパターンが多いです。特にチェンソーは専門的な知識と技術が必要な機械なのでできれば故障したそのままの状態で修理依頼をお願いします。お客様が手を加えてしまったことで追加費用がかかる場合や修理不能になる事例があります。
型式 011AVTEQ 製造年月2002年7月なので23年前のチェンソーです。現行機種MS201TC-Mが最も近いです。
まずはエンジンの診断開始します。オイルポンプの点検の前にエンジンが正常に吹け上がることが優先です。燃料、チェンオイルを補給してエンジン始動しましたがアイドリング回転数を維持できずエンストしました。チェンオイルは出ません。
圧縮圧力を点検すると驚異の1,220Kpaでした。かなり高い数値です。復活したらかなりパワーがあると思います。
エアーフィルターを外してみると燃料ホースがかなりキツイ取り回しです。タンクベントホース(オレンジ色)が割れています。燃料系統は未整備です。
スターターを取り外しました。フライホイールの右側にマフラーがあります。
スターターの裏側です。
マフラーを外してみるとピストンは縦傷なし、凄くキレイです。
シリンダーの内壁も凄くキレイです。圧縮圧力正常、点火系統正常、燃料系統の修理は必要です。
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