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新ダイワE350AVチェンオイルが出ない故障診断
PLOW長岡店の柳です。新ダイワE350AVチェンオイルが出ない症状で新潟市内のお客様から持ち込みされました。中古品を購入したそうです。入っていた燃料でエンジンかかりましたが停止してから再始動しなくなりました。
点検するとスパークプラグが緩んでいました。
圧縮圧力を点検すると1,090Kpaでした。正常です。
マフラーを外してピストンを点検するとピストンが真っ黒です。排気漏れしています。
シリンダーの内壁を点検すると薄い縦傷がありますが正常な範囲です。
マフラーを取り付けて再始動しましたがチェンオイルが出そうで出ない、調整スクリューを最大にしてもオイルがわずかに出る状態です。
ピストンロックしてクラッチを取り外しました。
ウォームギヤ、オイルポンプが丸見えになりました。
清掃しました。オイルポンプを手で回してみましたがオイルは出ません。オイルポンプの故障かタンクベントが機能していないか?
チェンオイルは満タン入っていました。抜いてみましたが異物はありませんでした。タンクベント(バルブ)はオイルタンクについていてタンクを取り外さないと点検できません。どこまで修理するかお客様に相談します。
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