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STIHL MS151TC-E カービング中にエンストする。故障診断
PLOW長岡店の柳です。STIHL MS151TC-Eカービング中にエンストする症状で持ち込みされました。症状が出るときと出ない時がある。1度症状が出ると何度もエンストするそうです。
現象確認するか試してみましたが1回もエンストせずエンジン絶好調です。そこでSTIHLカスタマーに問い合わせてみるとカービングや小径木の切断などの低負荷運転をするとスパークプラグがくすぶり、失火しやすいというアドバイスをもらいました。過去にも似たような症状でMS201C-Mを修理したことを思い出しました。https://plow-power.com/repairblog/repairblog-47573/
スパークプラグを点検するとカーボン付着あり、くすぶっている原因は低負荷運転(カービング)により燃焼温度が低いのでカーボンがスパークプラグに付着、汚損して失火(エンスト)したと診断します。NGKのスパークプラグの基礎知識に詳しく説明しています。https://www.ngk-sparkplugs.jp/ngk/sparkplugs/basic/qa/000011.html
自己清浄温度を超えて最適運範囲内で運転すると、付着したカーボンが熱によって消失します。
チェンソーには負荷をかけて燃焼温度を上げてやらないとくすぶり、火花が飛ばなくなります。低負荷運転はエンジン不調になるので意識して負荷をかけることが重要です。
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