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STIHL MS241C-M 2台目機体清掃、点検完了
PLOW長岡店の柳です。STIHL MS241C-Mの2台目の修理受注しました。
スターターを外して機体清掃を開始します。
業務使用されているので酷使されています。
フライホイールの冷却フィンを丁寧に清掃しました。
クランクケースのマフラー側です。
スターターの裏側です。
クラッチドラムを取り外しました。汚れが凄いです。
清掃してからニードルケージ(ベアリング)にグリスアップします。
ピックアップボディ(燃料フィルター)を交換します。
エンジン始動確認しました。
診断機MDG1につないで運転データを確認すると、稼働時間67時間51分00秒、アイドリング回転数設定42、フルスロットル設定56、現使用時の最高回転数15,000rpm(1,000rpm過回転)でした。エンジンが過回転する原因は、1.エアーフィルター未清掃でフルスロットルすると吸入空気量が少ない状態でバランスをとるので薄い空燃比になる。2.目立て不良でフルスロットルするとソーチェーンが木に食い込まないので無負荷運転(空ぶかし)に近い状態になる。3.フルスロットルでガス欠するとピックアップボディからエアーを吸い込んで薄い空燃比になる。
診断結果はすべて正常でした。
較正(工場出荷状態に初期化)しました。
較正後 運転データを確認するとアイドリング回転数設定42→35に変化しました。全負荷で5回作業するとキャブレター自動調整が完了します。福岡県のI様、MS241C-Mの2台目点検完了しました。
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