毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
STIHL HS52 ブレードが動かない故障診断
PLOW長岡店の柳です。STIHLヘッジトリマーHS52 ブレードが動かない症状で持ち込みされました。現象確認するとエンジンをかけてスロットルレバーを握ってもブレードが動きません。
カバーを外してみましたがギヤの歯損なし
故障原因を特定するためエンジンとギヤケースを分離します。
クラッチドラムを手で回すと途中で何かが引っかかってブレードが止まります。反対方向も同じです。
ギヤケース単体にしてから分解します。ギヤ、ベアリングに異常はありません。ブレードを分解
するとスリーブが破損していました。故障原因は恐らく破損したスリーブが溝の中で挟まってブレードが動かなくなったようです。初めての故障事例です。スリーブの材質の強度不足、耐久性が低いことが故障原因だと思います。
6か所中2個のスリーブ破損を確認しました。スリーブをすべて取り外してスパーギヤを取り付けてブレード下側だけでクラッチドラムを手で回すと正常に回ります。
次にブレード上側も取り付けてクラッチドラムを手で回すと正常にブレードが動くことを確認しました。スリーブが故障原因であることを特定しました。
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。