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STIHL MS241C-M 燃料タンクにチェンオイルを入れてしまった、長崎県から送られてきました。

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS241C-Mの燃料タンクにチェンオイルを入れてしまった(前)。始動不能(奥)の2台が長崎県のお客様から送られてきました。2022年にも修理したお客様です。先日も同じ誤給油で修理しました。

燃料タンクキャップを開けると他社製オイルで混合した燃料が入っていました。タンクの底に木屑が入っています。タンクを清掃して工場内の燃料を補給しましたが何回スターターを引いてもエンジンかかりません。チェンオイルがキャブレター内部で詰まっているようです。

エアークリーナーは未清掃でかなり汚れています。エンジン焼き付きの原因になるのでこまめに清掃してください。M-Tronic(電子制御キャブレター)は吸入空気量が少なくなると燃料供給量も少なくしてバランスをとるが薄い空燃比になってエンジン過回転や過熱してエンジンが焼き付きます。

圧縮圧力を点検すると990Kpaでした。やや低いです。

マフラーを外してピストンを点検すると縦傷はなし

しかしピストンリングの下側に排気漏れした跡がありました。シリンダーの吸気側に薄い縦傷がありました。この程度ならキャブレター分解清掃または交換でエンジンかかりそうです。

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