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PLOW長岡店の柳です。STIHL MS250C-BE　点検パックで入庫しました。2017年製です。

入っていた燃料でエンジン始動しました。カバーを外してみるとエアークリーナーが汚れています。微細な異物はエアークリーナーを通り抜けてエンジンに吸い込まれてしまいます。その結果シリンダーとピストンの隙間に入って研磨剤の役目をして傷がつきます。作業後はこまめに清掃をしてください。

ガイドバー、クラッチ側も汚れています。

特にガイドバーの摩耗が激しいです。チェンオイルの吐出確認してから十分チェンオイルがガイドバーを潤滑してから作業することをお勧めします。スプロケットの詰まり防止、ガイドバーとソーチェーンドライブリンクの早期摩耗を防ぎます。

ここまで摩耗するとバリができています。ガイドバーは裏返しして使うことができるので両面が摩耗したら交換してください。

テンショニングギヤに木屑が詰まっています。この状態ではチェンの張り調整がスムーズにできません。

圧縮圧力を点検すると910Kpaでした。

マフラーを外してピストンを点検すると縦傷なし

シリンダーの吸気側にも縦傷なし、機体清掃と消耗品交換で点検完了します。