REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。昨日燃料タンクの修理をしたSTIHL 020AVTです。020AVTはスチールにしては珍しい1/4P（25AP）のピッチなので工場内にあったカービーング用の30cmガイドバー、ソーチェーンを装着しました。

キャブレター調整をします。

始動性は良いのですが最高回転数に達してからアイドリング回転数になると急激に回転数が下がって不安定になります。またアイドリング回転数でソーチェーンが回りっぱなしになります。クラッチASSY交換が必要です。

キャブレター清掃が不完全の可能性があるので再び分解します。

わずかですが粉状の木屑が出てきました。

漏れテストOKです。

組み上がりました。

これで調子良くなるはずと思いましたが今度は初爆するだけでエンジンかからないです。テスターで点検するとスパークしていません。イグニッションコイルが故障してしまったようです。まさかこのタイミングで故障するなんて想定外です。それでも故障原因を特定したのでイグニッションコイルとクラッチASSY交換すれば完全復活します。お客様には費用がかかってしまいますが完璧に修理します。