REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL 020AVTの診断の続きです。圧縮圧力を点検すると1,200Kpaでした。かなり高い圧縮です。復活したら試し斬りが楽しみです。

スターターを再び取り外してキャブレターを点検します。スパークプラグターミナル（プラグキャップ）とイグニッションリード（プラグコード）は経年劣化による硬化していましたので交換をお勧めします。

TILLOTSON製キャブレター

型式HU　機番7A

分解するとポンプダイヤフラムは膨張していました。スクリーンフィルターには木屑の詰まりなし

すべて分解しました。メタリングダイヤフラム硬化しています。

インレットニードルバルブは摩耗限界です。

キャブレタークリーナーで洗浄すると

細かい異物が出てきました。燃料系統がスムーズに供給されればエンジンは吹け上がるはずです。