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STIHL 041AV 試し斬りしたがクラッチに違和感があるので再修理

PLOW長岡店の柳です。エンジン始動確認まで進んだSTIHL 041AVです。暖機運転後キャブレター調整しました。

敢えて硬い節を切ってみましたが余裕があります。流石041AVです。1968年に販売されたチェンソーなのに凄く調子が良いです。

修理完了したと思いましたが

ソーチェーン、ガイドバーを取り外そうとしたとき違和感がありました。ソーチェーンがスプロケットとフリーで回らずクラッチと直結になっていました。この症状は過去にも同じ現象で修理履歴があります。過去記事はこちらです。https://plow-power.com/repairblog/repairblog-27935/

ピストンロックしてクラッチを取り外しました。

工場内の041AVのスプロケット(左側)とお客様のスプロケット(右側)です。ギヤの厚さが違います。クラッチを取り付けたとき厚いスプロケットはクランクシャフトと直結になってしまいます。これが原因でソーチェーンがフリーで回らなくなります。

グラインダーで同じ厚さになるように削りました。

ニードルケージ(ベアリング)にグリスアップしてからクラッチを取り付けます。

クラッチを取り付けました。スプロケットを手で回してみるとフリーで回るようになりました。

ソーチェーンを取り付けて再確認しました。愛知県のT様 041AV修理完了しました。絶好調になって復活しました。ありがとうございました。

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