REPAIRBLOG修理ブログ

NEW STORE

毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!プラウ会員登録の詳しいご案内プラウ会員登録ページPLOW MEMBERS登録はこちらから

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

新ダイワE1036S 燃料ホース切れ

PLOW長岡店の柳です。新ダイワE1036Sの燃料ホースが切れて持ち込みされました。E1036Sはパーツリストによると2010年12月1日に生産終了しています。

燃料ホースが根元から切れています。お客様に聞いてみるとホームセンターで購入したエンジンオイルを使っているそうです。他社製のエンジンオイルでも一応使えますが高回転、高負荷連続運転で使用するチェンソーにはチェンソーメーカー純正2サイクルエンジンオイルを使用することをお勧めします。

燃料タンクの中を点検するとタンクの底にオイルの塊と異物あり、燃料を入れっぱなしで長期間保管すると燃料が劣化します。またホースが変色しています。低品質なオイルはホースが溶けたり硬くなったりします。1ヶ月以上使用しないときはガス欠にさせてから保管してください。

ホース以外に異常がないか点検します。点火系統は正常でした。

圧縮圧力も正常でした。1,190Kpaもありました。

マフラーを外してピストンを点検すると薄い縦傷があります。ピストンリングの間に黒く変色した跡があります。

シリンダーの吸気側にも薄い縦傷があります。エアークリーナーから微細な異物を吸い込んでシリンダーの吸気側に傷ができることがあります。目立てをこまめに行うことや作業後に清掃することが重要です。この機体は燃料ホース、燃料フィルター交換、燃料タンク清掃などの修理でエンジンかかりそうです。

修理動画のご案内

「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
「修理動画」一覧ページはこちらから。