REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。三条市のお客様から持ち込みされたSTIHL MS280C-BIです。2007年に発売されたMS280Cは世界初のインテリジェントエンジンチェンソーです。キャブレターの高速側のみソレノイドバルブで自動制御します。お客様の訴えは、昨日は調子良くて今日使おうとしたらエンジンかからなくなったそうです。まだ部品供給あります。修理を希望する方はお気軽にお問い合わせください。2020年にもMS280C-BIを修理しました。過去記事はこちらです。https://plow-power.com/repairblog/blog-6597/

燃料は昨日混合したばかりで純正HPスーパー使用です。スパークプラグがかなり濡れています。フルチョークで何回もスターターを引き過ぎてかぶってしまったようです。

何年も交換していないのでスパークプラグを交換します。

取り付ける前に点火系統の点検をしました。正常でした。シリンダーの排気側も点検しましたが縦傷なし、正常です。

スパークプラグを取り付けて正常にエンジン始動、吹け上がりも正常です。初爆がスターターを3回引いても起こらなかった場合は強制的にハーフチョークにしてスターターを引き続けてください。かぶらせずにエンジン始動できます。