REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS260の修理受注しました。部品発注してクリーニング開始します。

フライホイール側は既に清掃済みでした。

スプロケット（クラッチドラム）を取り外すと異物が絡んでいました。ニードルケージ（ベアリング）に巻き付くと破損する恐れがあります。定期的に清掃、グリスアップすることをお勧めします。

ピストンロックしてクラッチを取り外しました。

更にプレートとチェンブレーキカバーを取り外しました。オイルポンプ周辺は最も汚れる箇所です。

クランクケースのマフラー側清掃完了しました。

オイルポンプ周辺も清掃完了しました。

次にキャブレター分解清掃を開始します。

このキャブレターは高速Hスクリュー側のみリミッターがついています。

リミッター解除してキャブレターを分解しました。

キャブレタークリーナーで漬け置きすると粉状の異物が出てきました。詰まりが取れればエンジン快調になります。ダイヤフラム、ガスケット、インレットニードルバルブを交換しました。

組み上がったら漏れテストをします。0.8barを維持しています。正常です。MS260もMS200も主要な部品は供給終了しているのでこれから修理が難しくなってきます。