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STIHL MS201C-M M-Tronic診断、較正
PLOW長岡店の柳です。MS201C-Mのメンテナンスの続きです。ピックアップボディを交換します。
スターターロープ、ポウルが摩耗しているので交換しました。
オイルポンプカバーが削れて穴が開いていたので交換しました。ニードルケージ(ベアリング)にグリスアップしてからクラッチを取り付けます。
組み上がったので診断機MDG1につないで運転データをみると稼働時間34時間17分17秒 始動成功695回 始動失敗7回 アイドリング回転数設定54 フルスロットル設定45でした。
診断結果はすべて正常でした。
較正(工場出荷状態に初期化)しました。
再び運転データをみるとアイドリング回転数設定64に上がりました。初期設定値にしては高いので
診断をやり直してみるとアイドリング回転数設定60になりましたがそれでもまだ高いので
もう1回やり直してみるとアイドリング回転数設定51になりました。これで正常になりました。なぜ最初の較正後のアイドリング回転数設定が高い数値だったのか?外気温が低くエンジン冷機時は空気密度が高く、燃料が気化しにくいので空燃比を濃いめにしていると思います。
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