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Husqvarnaハスクバーナ 390XP 始動失敗すると全くエンジンかからない修理完了

PLOW長岡店の柳です。小千谷市のお客様から持ち込みされたHusqvarna390XP 2台持っているが1台調子が悪い、始動失敗すると全くエンジンかからない症状です。他店購入品でも喜んで修理させていただきます。ガイドバー70cmかなり重量感があります。

排気量88.0cm3の大型チェンソーです。Husqvarna製品もSTIHL製品も国内正規品のみ修理可能です。並行輸入品は修理不可能です。

入っていた燃料(Husqvarna純正エンジンオイル使用)で3回スターターを引きましたが初爆がないため強制的にハーフチョークにして数回引いてエンジン始動しました。MS230、250でも始動失敗が多いのは初爆がないからと言って3回以上スターターを引いてしまうとスパークプラグが被る(燃料で濡れて点火できない)からです。

エアークリーナーは少し汚れています。

スパークプラグは正常な色をしていますが若干カーボン付着しています。

圧縮圧力を点検すると1,020Kpaでした。正常値です。

マフラーを外してピストンを点検すると縦傷なし、排気口はキレイです。

シリンダーの吸気側に薄い縦傷があります。この程度なら正常です。

デコンプバルブ清掃後、圧縮圧力を点検すると1,110Kpaに上がりました。

スパークプラグを交換してデコンプバルブを押してスターターを引くとわずか1回で初爆しました。そして2回目でエンジン始動しました。めちゃくちゃ始動性が良くなりました。こんなに始動性が良いチェンソーは少ないです。

エンジンの始動性は1.圧縮圧力 2.強力な点火 3.良好な燃料 3つの基本的な条件が整っていることが重要です。Husqvarna390XP修理完了しました。

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