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STIHL MS661C-M+MS462C-M M-Tronic診断、較正
PLOW長岡店の柳です。新潟市内の造園業者様から持ち込みされたSTIHL MS661C-Mです。大径木を伐倒する作業中にガイドバーが挟まったまま木と一緒に倒れたそうです。奇跡的にチェンソー本体に損傷なく無傷でしたがなんとなくパワーダウンしたような感じがするので点検して欲しいという依頼です。
工場内の燃料(HPスーパー使用)を補給してエンジン始動、吹け上がることを確認しました。圧縮圧力を点検すると1,070Kpaでした。正常です。
診断機MDG1につないで運転データを確認すると、稼働時間8時間15分58秒
アイドリング回転数設定58(正常値ですが基準値範囲を超えている) フルスロットル設定73(濃い空燃比だが基準値は低め)
最高回転数12,597rpmです。MS661C-Mは最高回転数14,000rpmなので吹け上がりがいまいちです。
診断結果はすべて正常でした。
較正(最適化)しました。
再び運転データを確認すると、アイドリング回転数設定55 フルスロットル設定78 どちらも基準値に最適化されました。最高回転数13,627rpmまで回っています。エンジン快調になりました。
お客様と立会いで吹け上がりを確認しました。
続いてMS462C-Mはすこぶる快調なので診断、較正をします。
運転データを確認すると、稼働時間14時間54分40秒
アイドリング回転数設定48 フルスロットル設定53
最高回転数13,611rpm
診断結果はすべて正常でした。
較正完了しました。
再び運転データを確認すると、アイドリング回転数設定68 フルスロットル設定62、最高回転数13,670rpmになりました。いつもエンジンが調子よく吹け上がるためにエアークリーナーの清掃、正しく混合された新しい燃料、目立てと清掃をお願いします。
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