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新ダイワ E1035S エンジンかかるけどエンストする。故障診断

PLOW長岡店の柳です。台風のフェーン現象で毎日40℃近い異常な暑さが続いています。新ダイワE1035S修理入庫しました。エンジンかかるけどエンストする症状です。

燃料タンクはキレイです。フィルターが少し汚れています。

入っていた燃料でエンジン始動、フルスロットル後にエンストしました。2回同じ症状が起こりましたがエンジン暖機後はアイドリング回転数安定しました。回転数が4,000rpmで高めだったので調整しました。

ソーチェーンは目立て不良です。

ガイドバーのスプロケットが摩耗して開いてしまってます。かなり酷使されています。

スパークプラグはカーボンで真っ黒です。エンジンオイルが原因だと思います。

圧縮圧力を点検すると1,040Kpaでした。やや低いです。

マフラーを外してピストンを点検すると真っ黒です。排気口にカーボンが堆積しています。高品質のエンジンオイルを使っていればこんな状態にはなりません。

シリンダーの吸気側を点検すると深い縦傷が何本もあります。エンジンかかるけど焼き付きしています。

エアークリーナーは清掃されていました。

エアークリーナーを外してみるとキャブレターに木屑がびっしり付着していますが、吸気口には木屑がありません。ダストはエンジンに吸い込まれていないようです。この状態からエンジンオイルの潤滑不良が原因でシリンダーの吸気側に傷ができたと診断します。

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