REPAIRBLOG修理ブログ

NEW STORE

毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!詳細案内  会員登録ページプラウ会員登録の詳しいご案内プラウ会員登録ページ

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

STIHL 038AV MAGNUM クランクケース漏れテスト

PLOW長岡店の柳です。STIHL 038AV MAGNUMのクランクケース漏れテストを開始します。オイルシールが損傷するとエンジンの始動性が悪くなります。

シーリングプレートを取り付けます。

キャブレター側にテストフランジを取り付けてバキューム(負圧)テストすると0.5bar(真空測定値)が一定で20秒以内に0.3bar以上に増加しなけばオイルシールの状態は良好と判断されます。ただし圧力が上昇し続ける場合はオイルシールを交換する必要があります。

次にプレッシャー(加圧)テストをします。0.5barまで圧力をかけて20秒以上一定である場合、クランクケースは密閉状態です。

クラッチ側を外して点検します。

スプロケットは新品が付いていましたがウォームギヤを固定するクリップが付いていませんでした。

ピストンロックしてクラッチを取り外しました。

クラッチ側オイルシールからは漏れていないことを確認しました。始動性が悪い原因は、1.圧縮圧力低下(低品質なエンジンオイル使用で縦傷ができた)2.燃料供給過多(キャブレター整備不良)3.燃料ホースが劣化してタンクとの付け根から漏れている。修理見積もりしてお客様に相談します。

 

 

修理動画のご案内

「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
「修理動画」一覧ページはこちらから。