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STIHL 038AV MAGNUM クランクケース漏れテスト
PLOW長岡店の柳です。STIHL 038AV MAGNUMのクランクケース漏れテストを開始します。オイルシールが損傷するとエンジンの始動性が悪くなります。
シーリングプレートを取り付けます。
キャブレター側にテストフランジを取り付けてバキューム(負圧)テストすると0.5bar(真空測定値)が一定で20秒以内に0.3bar以上に増加しなけばオイルシールの状態は良好と判断されます。ただし圧力が上昇し続ける場合はオイルシールを交換する必要があります。
次にプレッシャー(加圧)テストをします。0.5barまで圧力をかけて20秒以上一定である場合、クランクケースは密閉状態です。
クラッチ側を外して点検します。
スプロケットは新品が付いていましたがウォームギヤを固定するクリップが付いていませんでした。
ピストンロックしてクラッチを取り外しました。
クラッチ側オイルシールからは漏れていないことを確認しました。始動性が悪い原因は、1.圧縮圧力低下(低品質なエンジンオイル使用で縦傷ができた)2.燃料供給過多(キャブレター整備不良)3.燃料ホースが劣化してタンクとの付け根から漏れている。修理見積もりしてお客様に相談します。
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