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STIHL MS201TC-M エンジンかかるけどアイドリングでエンストする。修理完了

PLOW長岡店の柳です。昨日夕方持ち込みされたSTIHL MS201TC-Mエンジンかかるけどアイドリングでエンストする症状です。修理見積もりして検討中でしたが受注しました。前回の診断内容はこちらhttps://plow-power.com/repairblog/repairblog-46001/

エンストする原因は、燃料タンクの中に木屑が入ってピックアップボディを通過してキャブレター内部で詰まっている。キャブレターの内部フィルターが詰まっていてもM-Tronicが濃い空燃比になるように自動調整するが濃い空燃比でスパークプラグにカーボン付着して失火またはプラグがかぶってエンストする。と診断します。

キャブレターを分解清掃するか交換するか、どちらかの修理方法になりますが、修理費用が同じくらいなので交換します。

新品のキャブレターはソレノイドバルブがグリーンです。交換したことが分かりやすいです。

機体に取り付けます。

始動確認後、診断機MDG1に繋いで運転データを見ると、稼働時間154h時間8分50秒、アイドリング回転数設定61(濃い空燃比、燃料系統が詰まっている)フルスロットル設定44(薄い空燃比、エアーフィルターが詰まり気味)この数値で不具合箇所が予想できます。

M-Tronic診断結果はすべて正常でした。

較正(工場出荷状態に初期化)するとアイドリング回転数設定51、フルスロットル設定44に変わりました。修理完了しました。M-Tronicはキャブレターを自動調整しますが過信は禁物です。燃料を補給する時は燃料タンクに異物が入らないようにキャップを清掃してから開けること、エアーフィルターはこまめに清掃することが重要です。

今日は午後から目立て講習会でした。7名の参加者全員が目立てを覚えて頂きました。切れ味抜群になるとチェンソーが楽しくなります。

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