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STIHL MS201C-M 15分くらい作業するとエンストして再始動できない、M-Tronic診断

PLOW長岡店の柳です。昨日持ち込みされたSTIHL MS201C-M 15分くらい作業するとエンストして再始動できない症状です。過去にも同じ症状で修理したことがあります。

M-Tronic診断開始します。運転データ 稼働時間81時間4分11秒、アイドリング回転数設定45、フルスロットル設定42(薄い設定)

エアークリーナーは清掃してありました。

診断結果はすべて正常でした。

較正(工場出荷状態に初期化)します。

較正後の運転データ アイドリング回転数設定41 フルスロットル設定42 全負荷をかけて5回切断するとキャブレター自動調整完了するので明日は実家の山で試し斬りしてみます。

スパークプラグを点検すると真っ黒です。カーボン付着あり、電極ギャップが0.6mmでした。スパークギャップが広いと要求電圧が高くなり失火する原因になる。基準値は0.5mmです。低負荷運転により燃焼温度低下、カーボン付着により失火した。と診断します。スパークプラグを交換して試し斬りして再び運転データをチェックします。

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