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SACHS DOLMAR ドルマー115 始動不能、故障診断
PLOW長岡店の柳です。神奈川県のお客様から送られてきたSACHS DOLMAR ドルマー115です。エンジンかからない状態の中古品を購入したそうです。
まず気になったところはグリップが割れています。
年式不明 しかしMade in West Garmany西ドイツ製です。
診断開始します。燃料フィルター汚れ確認しました。
劣化した燃料を抜き替えます。工場内の燃料を補給しましたがエンジンかかりませんでした。燃料系統の修理が必要です。
チェンオイルタンクの中に大量の木屑混入していたので清掃しました。
点火系統の点検をすると正常でした。
圧縮圧力を点検すると1,150Kpaでした。正常です。
マフラーを外してピストンを点検すると1本だけ縦傷がありました。
シリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷がありました。この程度なら正常と診断します。
キャブレターの漏れテストをすると正常でした。しかしダイヤフラム劣化や硬化している可能性があるのでオーバーホールをお勧めします。
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