毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
STIHL 015T スターターロープが戻らない故障診断
PLOW長岡店の柳です。「修理ブログ」を見たという福井県のお客様から送られてきたSTIHL 015T スターターロープが戻らない症状です。015Tは排気量32.0cm3あります。現行機種MS194TC-E 31.8cm3が最も近い機種です。015Tは以外にも初めて修理する機種です。
スターターロープが戻らないのでまずはスターターを修理しないと圧縮圧力点検、点火系統点検ができません。
スターターを取り外しました。ハンドル一体型です。STIHL 020AVP SUPERと設計が似ています。フライホイールの横にキャブレターとイグニッションコイルがあります。
スプリング内側の先端が破損しています。これではプーリーが引っかからずロープを巻き戻せないです。
スプリングは現行機種の部品が適合することが分かりました。しかし逆向きなのでそのまま取り付けることができず根気よく手で巻きつけるしか方法がありません。
全神経を集中してスプリングを取り付けました。精神的に疲れました。今日はここで時間切れなので明日機体に取り付けて圧縮圧力と点火系統の点検をします。
マフラーを外してピストンを点検すると縦傷なし、凄くキレイです。
シリンダーの内壁もキレイです。大事に使われていたようです。果たしてこの015Tは復活できるのか?続く
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。