REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS500i始動確認しました。しかしチェンオイルが出ません。タンクベントを清掃するとチェンオイルが出るようになりました。

次にソーチェーンの目立てをします。

MDG1診断機を繋いで点火系統の点検をします。

運転データを確認すると稼働時間カウンター6分12秒でした。エンジン焼き付きした状態と機械の汚れからこの稼働時間はあり得ないと思います。

そこでサービスデータを確認すると「このコントローラーはスペアパーツです。」ということは他店でECUを交換していることになります。正確な稼働時間は最初についていたECUをMDG1につないで見れば分かると思います。

診断結果はすべて正常でした。

診断機MDG1がないとMS500iは修理ができません。必需品です。

次に較正を行います。較正とはコントロールユニットがチェンソーの機械部品とメカトロニクス部品に対して最適化されます。

運転データを再確認すると、アイドリング回転数設定、フルスロットル設定50になりました。これで絶好調なMS500iに生まれ変わりました。明日は試し斬りして修理完了です。