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STIHL MS500i 燃料タンクとタンクベントの漏れ点検

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS500iの点検中です。燃料タンクとタンクベントの漏れ点検をします。

黒くて7個穴が開いている部品がタンクベントです。↑

ポンプを負圧にセットして点検すると減圧するけどすぐに大気圧に戻ります。正常です。タンクベントが故障すると燃料タンク内が真空(負圧)になります。タンクベントが故障していることに気づかないまま使い続けると燃料供給不足により薄い空燃比になりエンジン焼き付きの原因になります。薄い空燃比は体感できます。急にエンジン回転数が高くなったらガス欠寸前かタンクベント故障している可能性が高いです。

次にポンプを加圧にセットして点検すると0.8bar(11.60psi)から20秒以内に大幅に低下しなければ正常です。タンクハウジングとタンクベントが気密状態になっています。エンジンの漏れテストはテストフランジが入荷する3/1に点検します。

かなり酷使されたソーチェーンとガイドバーを点検します。

ソーチェーンは目立て不良です。チェンソーは刃が命です。どんなにエンジンが調子良くても切れ味が悪いと燃料と時間を浪費します。最悪エンジン過回転により(低負荷での長時間フルスロットル)エンジン焼き付きします。目立ては最も重要なメンテナンスです。目立て講習を受講したい方は各店舗のスタッフにお気軽にお問い合わせください。

ガイドバーを点検すると先端が右側に曲がっています。写真がピンボケしてしまいました。

裏返しすると左側に曲がっています。歪んでしまったガイドバーは修理不可能です。交換をお勧めします。

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