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小松ゼノア G3500EZ チェンオイルが出ない、故障診断
PLOW長岡店の柳です。小松ゼノアG3500EZチェンブレーキ点検、目立ての依頼です。
製造年月2005年3月なので18年前のチェンソーです。排気量35.3cm3 STIHL製ではMS211C-BE MS201C-M MS210と同等品です。
チェンブレーキは点検結果異常なし、しかしエンジン始動、吹け上がり正常ですがチェンオイルが出ません。お客様はチェンオイルが出ないことに気づいていないのでしょうか?作業前に必ずチェンオイルが出ることを確認してから作業開始してください。御用命内容ではありませんがオイルポンプを点検します。
クラッチ脱着してウォームギヤを点検するとギヤがナメています。
比較的ゼノア製チェンソーに多い故障です。ウォームギヤ単体での部品供給なし、オイルポンプとセット交換で修理可能ですがお客様に見積もり連絡して修理キャンセルになりました。くれぐれもチェンオイルが出ない状態ではチェンソーを使わないでください。ガイドバーとソーチェーンが過熱して焼き付きします。
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