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STIHL 021C 燃料ホース、ピックアップボディ交換後に始動性悪化、診断

PLOW長岡店の柳です。先日タンクベントとスパークプラグを交換、試し斬りして修理完了したSTIHL 021Cですが、経年劣化しているので燃料ホースとピックアップボディを交換しました。燃料を補給して始動確認しようとスターターを引きましたが初爆するだけでエンジンかかりません。マフラーから未燃焼ガスがあふれています。燃料供給過多です。

燃料ホースとピックアップボディを交換したことがきっかけで交換前に比べて燃料流量が増加して供給過多になったと診断します。

キャブレターの漏れテストをすると正常値です。

キャブレターを取り外しました。Walbro製 型式WT 機番286A

スクリーンフィルターは詰まりなし、ポンプダイヤフラムに膨張なし

コントロールレバーの高さは正常でした。しかしスプリングが劣化していると燃料供給過多の原因になります。

インレットニードルバルブ(左側)は摩耗限界です。

気になるところがエルボーコネクタの付け根が黒く変色しているのでそこから燃料漏れしていなければ良いのですが、漏れテストをしたときは正常だったので組み付けてから再度漏れテストをして確認します。

昨日は猛吹雪でしたが今日は朝からずうっと雪が降り続いています。積雪25cmくらいです。除雪機の修理も増えてきました。

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