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ゼノア G2501 7分くらい作業するとエンストして再始動不能になる。故障診断

PLOW長岡店の柳です。朝から雪が降る寒い日です。ゼノアG2501修理入庫しました。お客様の訴えは、7分くらい作業するとエンストして再始動しない症状です。

始動確認しようとするとチョークレバーが軽すぎるのでエアーフィルタを外してみると外れていました。

キャブレターを外してチョークレバーを取り付けました。

キャブレターを機体に取り付けます。

しかしエンジンかかりにくいのでスロットルレバーを握ったままスターターを引き続けてエンジンかかりました。

マフラーから白煙が出続けるので

燃料を抜き替えてみると劣化した燃料が入っていました。

圧縮圧力を点検すると1,050Kpaでした。正常です。

燃料を抜き替えても始動性が悪いです。スロットルレバーを握ったままスターターを引いてエンジンをかけると白煙は出なくなりましたがマフラーから未燃焼ガス(燃焼できなかった燃料)が出るようになりました。これは燃料供給過多が原因の可能性が高いです。燃料が濃すぎるためスパークプラグがかぶりやすくなって始動困難になると診断します。

マフラーを外してピストンを点検すると縦傷はなし、でもカーボン堆積しています。劣化燃料や低品質なエンジンオイルが原因です。

シリンダーの内壁に薄い縦傷がありました。圧縮圧力は正常なので燃料系統の修理で直りそうです。

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