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Husqvarna 336 エンジンかからない 故障診断

PLOW長岡店の柳です。奈良県のお客様から送られてきたHusqvarna336です。お客様の訴えはプライミングポンプが割れてエンジンかからないそうです。スターターグリップが垂れ下がっています。

プライミングポンプが割れていますがエンジンが正常であれば始動できるはずです。

カバーを外してみるとプライミングポンプがキャブレターと一体型です。チェンソーでこのタイプは初めて見ました。

燃料を補給してエンジン始動しました。しかしスターターロープが短か過ぎて引きにくいです。アイドリング回転数が4,070rpmで高いです。

吹け上がりも正常です。14,100rpmまで回りました。

チェンオイル吐出確認しました。オイルポンプも正常です。

スパークプラグは正常な茶色をしています。空燃比は正常です。

圧縮圧力を点検すると860Kpaでした。やや低いです。

マフラーを外してピストンを点検すると

薄い縦傷がありました。

シリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷がありました。軽度のエンジン焼き付きしています。エンジン始動性、吹け上がりは正常なのでスターターロープ、スパークプラグ、エアークリーナー、燃料フィルター、プライミングポンプ交換でまだ使えそうです。

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