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Husqvarna K770DryCut 焼付整備
プラウカスタマーサポート小関です
ハスクバーナK770DryCutのエンジン部品が入荷
焼付きによるシリンダーKITの交換を開始しました
パワーカッターはコンクリートなどを切断する機械
通称エンジンカッターと呼ばれていますがハスクではパワーカッターと呼びます
この手の機械は粉塵が舞い上がる作業環境での過酷な作業に使われます
なのでエアクリーナーエレメントのメンテナンスが悪いと焼付きます
混合オイルも良質な物を使わないと高負荷運転で焼付きます
今回の機体も焼き付きによる腰上の整備
機体からキャブレター類を順に取り外していきます
キャブレターを取り外すとこうなります
吸気側のポートは3つあります
シリンダーを取り外すとピストンとご対面
かなりヤラレテますね~吸気側
始動性がわるいのでチェックして発見しました
シリンダー壁もダメダメです
新品のピストン
綺麗ですね
バレルにピストンのリング部を先に入れてからコンロッドと接続します
11~12Nmで締め付けますがカラー付きのトルクスボルトなので
普通のボルトで11Nmかかる手前の感触と違って
規定トルク値になるまでボルト軸が捻じれる感触が続きちょっと不安になります
シリンダー組付けが完了したところで今日は時間切れ
明日以降周辺パーツを組み込み完成させます
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