REPAIRBLOG修理ブログ

PLOWカスタマーサポート小関です

通勤車両のスペーシアMK32S

夏にヤフオクで３万円で購入したミッションに載せ替えましたが

それから１万キロほど走ったのでCVTオイルとストレーナーを交換します

オイル交換とは関係ないんですがミッション載せ替える時いつも思うんですが

なんで国産車のドライブシャフトは直差しなんでしょうかね

外車みたにコンパニオンフランジ付いてればいちいちオイルが流出する事がないんですが

エンジン整備でエンジンを降ろす時に無駄にオイルを消費しますよね

ミッションを下から除くとオイルパンがあります

ここのドレインボルトは油面よりかなり高い位置にあるので

殆どオイルが抜けません

レベルゲージの筒からオイルエキストラクターで吸引する方が抜けます

因みにこの機種は上抜きで３L抜けます

オイルパンを外すと0.3Lほどオイルが出ます

油断禁物です

で、ストレーナーを外すとさらに0.4Lほど出てきました

オイルパンに設置されたマグネットには鉄粉が吸着されていますが

思ったほどの量は付いてません

中古で買ったミッションの走行距離が２万キロ程度だったためでしょう

ストレーナーも問題無しですが交換します

アイドリングストップ用モーターが邪魔なので外します

フィルターカップを外すと内部に汚れたフィルターがいます

これも交換

新旧フィルター比較

ミッションから取り外したフィルターは真っ黒

抜いたオイルも真っ黒だったんでオイル劣化は速いようです

CVTフルードを注入し５Kmほど走行

その後上抜きで抜けるだけ抜きます

新油でフラッシングする意味で抜きます

抜けてきたオイルがまだ黒っぽいので規定量新油を注入し

再度５Km走行

↑の写真のプローブの色は２回目の上抜き時の写真です

１回目と違い物凄く綺麗な色になりました

（スズキのCVTフルードは緑色です）

温間時にオイル量をチェックし規定量であることを確認し作業完了です

 

２日ほどはしりましたが

冷機走行時に低回転を掴むタイミングが速くなりました

もともとターボエンジン車なのでCVTのスリップ感はNAエンジン車より

少ないんですがより暖機前の回転上昇が減りました

ジャダーはもともと出てないので何とも言えませんが

変速もスムーズに感じます

早めの交換が吉ですね