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Husqvarna181SE スターターが重くて引けない診断

PLOW長岡店の柳です。Husqvarna181SEスターターが重くて引けない症状で持ち込みされました。排気量80.7cm3の大型チェンソーです。

2年前まで使っていた。ガス欠にして保管した。ホームセンターで購入したチェンオイル、ガソリンスタンドで購入した混合油を使っているそうです。

1983年製なので39年前のチェンソーです。

お客様はデコンプバルブを押した(減圧した)状態でもスターターを引くことができませんでした。圧縮圧力が高い証拠です。私が引いてみると引けましたので固着はしていません。

まずは燃料を抜き替えてみます。木屑が入っています。

工場内の燃料を補給してエンジンかかりました。吹け上がりも正常です。

圧縮圧力を点検すると1,060Kpaでした。

デコンプバルブを清掃して再テストすると1,080Kpaに上がりました。正常値です。

マフラーを外してピストンを点検すると排気漏れしています。ピストンリングの下側に薄い縦傷がありました。

シリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷があります。エアークリーナーから異物を吸い込んだか、低品質なエンジンオイル使用したことが原因と考えられます。

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