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新ダイワE2038SR エンジン焼付き整備
プラウカスタマーサポート小関です
外注整備依頼品のチェーンソーE2038SR
シリンダー壁吸気側焼き付きでの腰上オーバーホールです
今日入荷したシリンダー&ピストンKITと周辺パーツ
これに組み替えて行きます
分解前に機体各部のダストを洗浄
整備の基本は清掃です
分解しながら各部をクリーニングしクランクケース内への
ダスト侵入を防止します
シリンダーを抜くとピストンは想像以上にダメージが入っています
吸気側スカートがカジっているのとスプロケ側に深い溝ができて居ます
ランドの溶損はないので異物を吸い込んだんですね
シリンダー壁もこの通り
排気ポート側はピストンも綺麗なのでオイル管理やオーバーヒートが原因ではない事が分かります
抜き取ったピストン
凄い溝が出来てます
新旧部品比較
組付け開始です
ピストンはリング部をシリンダーに入れてから
クランクと合体します
その方が簡単
写真逆さまですみません
実はこれ機体を横倒しにしてヘッドを自分の方に向けて組んでいるからです
オーバーホール時はホース類とストレーナー交換は必須
もう一つ大切なのがブリーザーバルブの作動
ここに不具合があると納品後すぐに焼き付きます
理由は過去記事にかいてあるので・・・
キャブレター内は綺麗でした
スクリーンだけ清掃
サクサクくみつけて1時間経過
完成まじか
外装部品を装着します
今回はリコイルがへたっていたのでスプリング含め整備しました
これが今回交換した部品
1時間ほど慣らし運転を実施
キャブセッティングを再度してからフルスピードでの慣らし運転をします
このエンジンは触媒付マフラーが装着されているので
高速域は絞っても突き抜けません
間違って絞っちゃうと焼付くので要注意です
納品準備完了です
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