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ホンダHS1390i オーガミッションオーバーホール

プラウカスタマーサポート小関です

長野県飯山市から持ち込んでいただいたホンダHS1390iの部品がやっと揃いました

オーガのフランジ部が消耗しガタガタの状態を整備しますが

耐久性が向上した現行型機のパーツを使用しオーバーホールします

機体から取り外したオーガミッション

かなり消耗して限界マジかの状態でした

保管時にフロアーにオイル溜まりができたのはシールに異物が噛み込んだ為

これは草ですね

それと糸状の繊維も混ざっている様です

分解を開始するとほとんどオイルが入っていません

出てきたオイルは全部でこれだけ

かなりマズイ状況です

オイルもれは軸とシールの隙間から漏れますが

隙間が出来て漏れるので逆に水分もその隙間から侵入します

なのでオイルが乳化してますね

ブラスギヤーは摩耗した尖っています

もうすぐ山が折れる所です

分解完了です

今回は入力軸も交換します

ミッション入り口のシールが接触する部分が摩耗し溝ができて居ます

軸交換時はブロワーのフランジを抜き取るんですがさび付いて

油圧プレスが無いと抜けません

プレスを持ってない人はブロワフランジも部品発注した方がいいと思います

今回はプレスで抜いて再使用しました

組立に使う新しい部品

現行型のHSM1390iK1(1590iも同じ部品)用です

旧型はキー1本でフランジに接続します

なのでこの部分に力が集中してキーと溝が早期に消耗しガタガタになります

新型はキーではなく軸とフランジが直接接続されるよう改良されています

パーツをドンドン組み付けて行きます

ケースに軸をセット

1時間ほどでオーガミッションのオーバーホールが完了しました

整備メニューは他にもご用命いただいています

次はオーガベルトテンショナーの整備を行います

 

 

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