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タナカ TCS-2800S 2台診断

PLOW長岡店の柳です。千葉県のお客様からお預かりしているタナカTCS-2800Sです。修理見積もりを開始します。

エンジンは正常に始動、吹け上がりは正常ですが、

チェンオイルタンクに穴が開いていてオイル漏れしています。

圧縮圧力を点検すると1,050Kpaでした。やや低いです。

マフラーを外してピストンを点検すると排気漏れして黒く変色しています。

シリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷があります。エンジンかかるけど軽度のエンジン焼き付きしています。

左側はエンジンかかるけど軽度のエンジン焼き付きしています。右側はこれから診断します。

オイルタンクは傷はありますが穴は開いていません。燃料を補給してスターターを引くと初爆あり、エンジンかかるけどアイドリング回転数を維持できずにエンストする症状です。

圧縮圧力を点検すると1,150Kpaでした。正常値です。

しかしマフラーを外してピストンを点検するとこのピストンも黒いです。排気口にカーボンが堆積しているので低品質なエンジンオイル使用していると思います。

シリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷がありますがこちらの機体を修理すればまだ使えそうです。明日はキャブレターを付け替えてみてエンジンかかるかテストします。

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