REPAIRBLOG修理ブログ

NEW STORE

毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!詳細案内  会員登録ページプラウ会員登録の詳しいご案内プラウ会員登録ページ

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

新ダイワ E1038S エンジンかからない故障診断

PLOW長岡店の柳です。新ダイワE1038Sエンジンかからない症状で持ち込みされました。町内会の防災用です。

型式 E10380S-1 製造年月 平成20年5月なので2008年製、14年前のチェンソーです。

燃料は入れっぱなしでした。劣化した燃料を抜き取ります。

工場内の燃料を補給して正常にエンジンかかりましたがアイドリング回転数が低過ぎてエンストするため調整しました。フルスロットルにすると14,000rpmまで吹け上がりました。

スパークプラグは正常な焼け色をしています。エアークリーナーはキレイです。

プラグの穴からシリンダーの排気側を点検すると1本縦傷があります。

圧縮圧力を点検すると980Kpaでした。若干低いです。

マフラーを外してピストンを点検すると凄くキレイですが薄い縦傷があります。

シリンダーの吸気側はキレイです。

劣化した燃料は始動不能や潤滑不良によりエンジン焼き付き(ピストンやシリンダーに縦傷ができる)になる原因になります。混合油は1ヶ月以内に使い切ってください。必要以上に大量に作り過ぎないようにしてください。チェンソーを1ヶ月以上使わないときはガス欠にして保管してください。

修理動画のご案内

「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
「修理動画」一覧ページはこちらから。