REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。DOLMAR 109のエンジン焼き付き修理中です。お客様から115のピストン，シリンダーを使ってほしいということで中古品から部品取りしました。

DOLMAR 109と115はクランクケースが同じでピストンとシリンダーだけサイズが違います。排気量43.0ｃｍ3から52.0ｃｍ3になりパワーアップします。

STIHL MS240とMS260のような機種のため共通している部品が多いため修理しやすいです。115を分解しているときシリンダーガスケットが破れてしまいました。

国内は部品供給終了しているためGREECEギリシャから輸入しました。あらゆる手段を使ってこの機体を復活させます。

ピストンにエンジンオイルを塗ってから

ピストンリングを縮めたまま

シリンダーを取り付けて規定トルクで締め付けます。その後キャブレターを取り付けて

ハンドガード、マフラー、ハンドルを取り付けました。

スパークプラグ、エアーフィルターを取り付けてほぼ完成しました。

燃料キャップのOリングを交換します。

正常にエンジンかかりました。チェンオイル吐出確認しました。しかしアイドリング回転数が高いです。最後にキャブレター調整をして修理完了ですがガイドバーとソーチェーンがありません。お客様に連絡します。