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DOLMAR 109 エンジン焼き付き修理で入庫しました。
PLOW長岡店の柳です。DOLMAR 109のエンジン焼き付き修理依頼で持ち込みされました。昨年チェンオイル漏れ修理でオイルホース交換した機体です。
スターターを引いた時に異常に軽くて圧縮圧力が弱いです。プラグの穴から覗いて見るとハッキリ縦傷が見えます。
圧縮圧力を点検すると610Kpaでした。
マフラーを外してピストンを点検すると縦傷を確認しました。エンジン焼き付き確定です。他社製の低品質なエンジンオイルを使ったことが故障原因と診断します。
シリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷がありました。お客様はどうしてもこの109を復活させて欲しいということで
DOLMAR 115のピストンとシリンダーを使って欲しいそうです。インターネットで調べてみると115(52.0cm3)と109(43.0cm3)はクランクケースが同じでシリンダーとピストンの部品番号が違う(排気量が違う)ことが分かりました。適合することが分かったので115の診断開始します。
圧縮圧力を点検すると1,100Kpaでした。正常です。
115はデコンプバルブなしのためケッチンを喰らいそうになります。
ピストンを点検すると縦傷なし
シリンダーに縦傷がありますが何とか使えそうです。お客様に相談します。
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