毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
休日もエンジン整備 中華トライクが始動不能
PLOWカスタマーサポート小関です
友人の依頼でトライクの修理です
症状は始動不能(点火火花が出ません)
トライクは3輪バイクなんですが普通自動車免許があれば運転できます
逆に二輪免許しかない人は乗れない不思議な区分の乗り物
オート三輪って言うと分かりやすいかも、なのでヘルメット着用義務はありません
でもヘルメットは着用しましょうね
販売元に聞いたら回路図が無いんだって(ビックリ!)
なので経験を頼りに診断していきます
イグナイターを見るとホンダそっくりな部品が使われています
配線をたどっていくとコネクター配列も同じで接続しているユニットも同じ
イグナイターコネクターで回路点検するとエキサイターコイルの抵抗値が4.7MΩ!
明らかに異常値ですね
パルサーコイルは納得できる数値がでたのでエキサイターが犯人と断定
ちなみに点火コイル行の2本とアース、IG S/W回路はOKでした
サイドスタンド入力線はありません
マグネットローターはホンダ用SSTで簡単に取外しできました
コイルが出現
茶色い沢山あるのが発電用コイル
2時方向にあるのがエキサイターコイル、コレが死んでます
パルサーコイルは10時方向のローターより外、クランクケースに固定してあります
上が不具合品で下が新品部品
何か違いますが進化していると信じて取り付けます
取付完了!
マグネットローターを取り付けます
内部は金属カバーがありマグネットが見えない構造
国産発電機でもたまにマグネットの接着が剥がれてコイルと絡む事故がありますが
こうなってるとそんな事にはなりませんね、優れた構造です
ローターを取り付け無事エンジンが始動しました
簡単な作業ですがスクーターベースなので
カウルを取り外さないと作業できません
その作業に1時間半を消費、樹脂カウルって壊さない様に気を使うのでいやですね
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。