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STIHL MS241CM エンジン焼付き修理開始

プラウカスタマーサポート小関です

長野県のお客様からの依頼品、MS241CMのエンジン修理に着工しました

中古品を購入したばかりですがすでに焼付いていた品

マフラーを取り外しピストンをチェックすると明らかに傷があります

ECUのデータから総稼働時間はわずか6時間

短期間に焼付いているのでそれなりの原因があるはずです

早速分解検証

現行型のMS241CMはとても整備性が良く分解作業はスムースに進行します

ハスクバーナの5シリーズと比べると雲泥の差ですね

リコイルユニットを取り外しただけでとてもスッキリ

凄く綺麗な機体です

分解前清掃の必用がない位綺麗です

点火コイルとキャブレターはM-tronicシステムの配線でつながっています

これ外さないでセットで機体から取り外します

こんな感じでスッキリしました

ちなみにこれがキャブとコイル

シリンダーとエアクリーナー室間を隔てているエアーガイドシュラウドを取り外しました

ここまでくると残りは4本のスクリューを緩める事でシリンダーを取り外せます

シリンダーを取り外すとピストンが出てきますが酷いですね~

完全に焼き付いています

こちらは排気側です

そして吸気側

こちらも一部熔解しています

低品質燃料が原因ですね

まだ6時間しか回っていないエンジンですが残念です

シリンダー壁もこの状態なのでシリンダーとピストン関連部品のセット交換です

お客様に見積を了承いただいたので部品を発注しました

入荷次第作業再開です

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