REPAIRBLOG修理ブログ

NEW STORE

毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!詳細案内  会員登録ページプラウ会員登録の詳しいご案内プラウ会員登録ページ

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

STIHL 032AV キャブレター調整完了したがチェンオイルが出ない 故障診断

PLOW長岡店の柳です。STIHL 032AVの完成間近です。目立てをしてからキャブレター調整をします。

エンジンは絶好調に吹け上がりますがチェンオイルが全く出ません。前回の始動確認したときはオイルが出ていました。

故障診断を開始します。チェンオイルが出ない原因は、1.オイルが入っていない。2.タンクの中に木屑が溜まってフィルターが詰まっている。3.タンクベントが閉じたまま固着してタンク内部が負圧になっている。4.オイルポンプが詰まっている。故障している。5.ウォームギヤが破損している。6.ガイドバーのオイル通路が詰まっている。

まずはタンク内部を点検するとキレイです。

ピストンロックをしてクラッチを取り外します。

ウォームギヤは異常なし、028AV SUPER,028AVSEQと同じ設計です。

タンクベントを探します。スタッドボルトを取り外しましたがありませんでした。

インパルスホースの下にタンクベントを発見しました。エアーガンでバルブ清掃します。シュッと軽く圧縮空気を吹き付けるとスーッという空気を吸い込むような音がしました。

クラッチを取り付けてエンジン始動するとチェンオイルが出てきました。故障原因は3.タンクベントの動作不良でした。

ガイドバーとソーチェーンを取り付けて再確認しました。ついに試し斬りして修理完了です。

修理動画のご案内

「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
「修理動画」一覧ページはこちらから。