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STIHL 084AV エンジン焼き付き修理、始動確認まで完了
PLOW長岡店の柳です。STIHL 084AVのエンジン焼き付き修理中です。シリンダーガスケットがギリシャから、キャブレターASSYはUSAから届きました。すべての部品が揃ったので修理開始します。
084AVの新型088 MS880とはシリンダーガスケットの部品番号が異なるため部品待ちでした。ピストン付きシリンダーは純正品がUSAにありました。
↓をマフラー側に向けてピストンを取り付けます。
工場にある専用工具ではCリングのサイズが合わずロングノーズプライヤーで何とか取り付け出来ました。
ピストンとシリンダーの内壁にエンジンオイルを塗布してからピストンリングを縮めたままシリンダーを組み付けます。
マフラーは錆落としして耐熱塗装済みです。黒光りしています。
スターターを取り付けてタンクベント交換します。
燃料ホースを引っ張ると穴が開いてしまいました。劣化しているゴム部品は全交換をお勧めします。
現行機種の部品に交換しました。STIHLチェンソー0シリーズは部品供給終了していても現行機種の部品を使って修理可能です。世界一のチェンソーメーカーなので海外にはまだ部品があります。
キャブレターASSYを取り付けました。かなり複雑なので苦戦しました。スイッチシャフトの動作確認済みです。
全て組み上がりました。チェンオイル、燃料を補給して始動確認します。
デコンプバルブを押して正常にエンジンかかりました。重低音が響きます。アイドリング回転数が高めです。明日はキャブレター調整して修理完了します。
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