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ホンダHS1180Zのエンジン不調

PLOWカスタマーサポート小関です

今回はホンダスノーファイターHS1180Zのエンジン不調です

2年前にキャブレターを交換した機体だそうです

試運転をしましたがエンジンばバタバタしますね

主にアイドリング回転付近で

チョークを半分くらい閉じるとエンストせずに安定します

プラグとエンジンオイルは交換済み

燃料品質は問題無し

パイロット系の不具合ににてますがなんか微妙にフィーリングが違います

とりあえずキャブレターを点検します

外観も綺麗でまるで新品の様なキャブレターが付いています

フロートチャンバー内はとても綺麗

パイロット系も開通しています

ガバナーリンクも正常

インシュレーターやガスケットもOK

だよね~っ一呼吸

次に見るのは当然アレです

そうです

バルブクリアランス

カバー取り付けボルトの状態から見ていちども調整されていない感じです

早速確認するとIN側のクリアランスがほぼ「ゼロ」

というかゼロと言っていい状態です

EX側は規定値より広い0.25mm程度あります

そこでIN側を0.15mmにセットしました

試運転の結果綺麗に回るエンジンになりました

エンジンの問題はこれで解決!

この機種はキャブレター横にリレーが4つあります

これはパワーハイトとローリングをコントロールするリレー

このリレーが故障すると上昇下降やローリング制御ができなくなります

リレーは消耗品なので定期的に交換しましょう

試運転時の走行に違和感があったので確認すると走行ベルトがボロボロでした

↑の写真は新しいベルトを入れる途中の絵

真ん中にうつっているテンショナー供給終了です

ベアリングが砕ける前に給油して使いましょう

最悪プーリーがポロリしたらPLOWで再生も承っています

下記記事にを参照願います

ホンダHS1180Zの走行ベルトテンショナー再生完了

Zシリーズは部品供給がドンドン打ち切りになり修理がしにくくなってきました

この先しばらく使い続けるなら早いうちに消耗した部分をメンテしてください

 

 

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