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STIHL MS201C-M エンジンかかるけどすぐにエンストする。吹け上がりが悪い。故障診断

PLOW長岡店の柳です。昨日夕方持ち込みされたSTIHL MS201C-M エンジンかかるけどすぐにエンストする。吹け上がりが悪いという症状です。

STIHL純正2サイクルエンジンオイルHP使用、1ヶ月以内に混合した新しい燃料です。

エアーフィルターは未清掃でした。清掃してからエンジンをかけてみると

アイドリング回転数安定しています。吹け上がりも正常でした。

スパークプラグを点検するとカーボンで真っ黒です。これは先週のMS201C-Mと同じくすぶり現象です。低負荷運転を続けるとカーボン付着により失火する症状です。短時間の作業や、フルスロットルにしないことで燃焼温度が低いと起こります。しっかり負荷をかける。目立てをする。フルスロットルにしてエンジンの温度を上げてやる感じを意識してください。

圧縮圧力点検すると920Kpaで正常値です。

マフラーを外してピストンを点検するとキレイです。

シリンダーの吸気側に薄い縦傷があります。

カーボンがはがれて研磨剤の役目をしてシリンダーに傷をつけるのでスパークプラグの自己清浄温度まで上げてやってください。

スパークプラグを交換してエンジン始動、較正しました。修理完了です。

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