REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。おとといチェンソー修理で6台持ち込みありました。STIHL MS240　エンジンかからない、3月から使っていないそうです。

まずは燃料を抜き替えてみると

正常にエンジンかかりました。しかし吹け上がりが遅いというかスロットルレバーを握ってから反応が悪い、ワンテンポ遅いような感じがします。

エアーフィルターはキレイです。

スパークプラグを点検すると白いです。薄い空燃比がエンジン不調の原因のようです。プラグは交換します。

圧縮圧力点検すると1,030Kpaでした。

デコンプバルブを清掃して変化があるか？

マフラーを外してピストンを点検すると縦傷なし、キレイな状態です。

シリンダーの吸気側に薄い縦傷がありますがこの程度なら異常なし

デコンプバルブ清掃後に再テストすると1,080Kpaに上がりました。

ピックアップボディが汚れているので交換します。この後エンジン始動、キャブレター調整してエンジン絶好調になりました。エンジンが調子悪いと思ったら1.燃料を抜き替えてみる。2スパークプラグを点検　3.エアーフィルター点検　4.ピックアップボディ点検　することをお勧めします。それでも調子が悪いときはプロショップにお気軽にお問い合わせください。