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STIHL MS201C-EM M-Tronic診断、修理完了

PLOW長岡店の柳です。昨日始動確認まで進んだSTIHL MS201C-EMです。PCに繋いでM-Tronic診断開始します。

運転データ 1.合計稼働時間 8時間18分50秒 2.正常に始動した回数182回 3.始動失敗回数0 4.アイドリング回転数設定33 5.フルスロットル設定58 6.現使用時の最高回転数15,000rpm 注目すべき数字はアイドリング回転数設定33、最高回転数15,000rpmです。エアーフルターが詰まったまま使い続けると空気量(酸素)が少なくなる。ECUが燃料を少なくするように自動調整することで空燃比のバランスをとる。しかし薄い空燃比になるためエンジン過回転になり焼き付きする。MS201C-M MS201C-EMは最高回転数14,000rpmなので明らかに過回転です。他にも目立て不良でフルスロットル、エンジン全開すると無負荷、低負荷でエンジン過回転になりエンジン焼き付きします。

診断結果はすべて正常でした。

ECUを工場出荷時の状態に初期化、較正します。

運転データを確認するとアイドリング回転数設定40 フルスロットル設定60に変わりました。

M-Tronic搭載機は高性能ですが、作業後は清掃や目立てを必ず行ってください。

この機体についていたソーチェーンは左右の刃の目立て角度が違います。切れないソーチェーンではエンジンが絶好調でも意味がありません。目立てをマスターしましょう。

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